AD Connector で Amazon WorkSpaces ドメイン参加【第2回】
前回からの続きです。今回は Amazon WorkSpaces を起動し、AD Connector 経由でドメイン参加させてみたいと思います。
WorkSpaces の起動
AWSコンソールにて「サービス」→「WorkSpaces」を選択します。以下の画面から「WorkSpaces の起動」を実行します。

次に、前回作成した AD Connector として作成したディレクトリ「mydom.local」を選択します。

次にログインできるユーザを選択します。「すべてのユーザーを表示」とすれば、選択した AD Connector 経由で「AWS EC2 でドメインコントローラ構築【第2回】」の最後に登録したテスト用のユーザが表示されます。この中で yamada.taro を選択し「選択項目を追加」として「次のステップ」へ進みます。

バンドルは無料利用枠の対象の「Windows 10 Japanese」を選択します。ちなみに WorkSpaces では Windows10 といっても中身は Windows2016 です。

WorkSpaces の設定は必要に応じて設定は変えてください。起動モードは「AutoStop」じゃないと課金されそうですね。今回はそのままにしています。

設定を確認して「WorkSpacesの起動」を選択します。

WorkSpaces のステータスが「PANDING」から「AVAILABLE」になれば完成です。

WorkSpaces への接続
では、WorkSpaces に接続してみます。まずは「WorkSpaces クライアント」をダウンロードしてインストールしておきます。
次に AWS コンソールより、WorksSpaces の登録コードを確認します。WorkSpaces クライアントから接続するときに必要なコードです。

WorkSpaces クライアントを起動し、確認した「登録コード」を入力します。

あとはユーザID、パスワードを入力すれば WorkSpaces に接続できます。

ちゃんとドメイン mydom.local に参加しているようですね。

ちなみに AD 側も確認してみると Computers に今回起動した WorkSpaces が追加されていることもわかります。意図した通りになったようです。

関連
AWSActive Directory,AD Connector,Amazon WorkSpaces
Posted by takmaru
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